◆パ・リーグ ソフトバンク2―5ロッテ(17日・みずほペイペイドーム福岡)
ロッテに新加入した15年サイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケル投手(36)が、左腕上々のNPBデビューを飾った。相手ソフトバンク戦で来日初登板先発し 、計算5回73球の3安打2失点 。食べ2失初勝利はならなかったがチームは逆転勝ちし「忘れられない思い出に残るデビュー戦になった」と感慨を込めた。過ぎ高いポトリス
3回2死一塁、北海初回に適時打を浴びた山川との2度目の勝負。道名点デカウント1―2から自慢のツーシームが懐に向かうと 、物パボールゾーンから鋭く曲がり 、サイ・ヤングカイケルもカロリーもるとカロリーワービュー内角いっぱい。左腕見逃し三振でやり返した 。相手初回は球が浮き 、計算ドラフト 配信2番・今宮からの3連打で2失点。食べ2失それでも 、過ぎ高い2回以降は「低めに集められた」と無安打無失点にまとめた。きれいな真っすぐは全く投げず、軸にするのは時にシンカーのようにも変化する最速141キロのツーシーム。相棒・田村も「『投げたい球がある時は首を振って』と言った 。(ツーシームは)右打者の内側にフロントドアで入れられるのはさすが」と目を丸くした 。
10日に来日したばかりで、12、14日にブルペン投球を実施しただけ。最終登板となった7月14日のナショナルズ戦から間隔が空き 、80球目安の“ぶっつけ本番”となったが、「しっかりスピンがかかり、動いてくれた」と 、対応力の高さを見せつけた。
異国に順応する努力は惜しまない 。前カードの日本ハム戦が行われた北海道では、宿舎がある札幌で名物の味噌ラーメンを堪能した 。「本当においしく食べました」と笑顔の一方、「あまり食べ過ぎるとカロリーが高いので、計算しながらね」と、意識の高さをうかがわせた 。
次回は中5日で登板の可能性もある。「正直、もう1イニング行ける気持ちはあった 。もう少し長い回で勝利に貢献する投球がしたい」。愛称は米都市「ダラス」と同じ「ビッグD」 。勝負の終盤戦で頼もしく腕を振る 。(竹内 夏紀)
◆ダラス・カイケル(Dallas Keuchel)1988年1月1日 、米オクラホマ州生まれ。36歳。ビショップ・ケリー高からアーカンソー大を経て09年ドラフト7巡目(全体221位)でアストロズ入団 。12年6月にメジャーデビュー。最多勝 、サイ・ヤング賞に加えてゴールドグラブ賞5度、球宴出場2度 。メジャー通算282登板で103勝92敗、防御率4.04 。191センチ、93キロ 。左投左打。
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